全世界の伝動機器産業の要求を満たせる革新的な新デザインの
自動調心ころ軸受ユニットをご紹介します。

COC 自動調心ころ軸受ユニット

SN寸法の新アダプタロッキングシステムは現在の2つ割SNプランマブロックに置き換えが可能です。取り出してすぐに使えて、従来の時間とコストを簡単に節約出来ます。

対応するSN製品とは100%の互換性があります。COCのSNは工場でシールされグリースを封入し組立てられてますのでいつでも使用出来る状態です。

シールリップはどんな角度でも常圧で接触

COC自動調心ころ軸受ユニット

接触シールの防塵

COC の複列自動調心ころ軸受は独自の防塵設計で異物の侵入を防ぎます。3重の接触シールは摩擦抵抗が少なく、内輪が調心しても常に同じ接触を維持します。そして耐食性のあるステンレス製のスリンガはこのシールを守ります。

3000 時間の粉塵テスト

  • COC シール (侵入なし) 100% 100%
  • 競合他社の非調心シール (900時間で停止) 30% 30%

非接触シール

高速や高温用にラバーシールのない非接触シールを選択出来ます。 非接触シールは高速でのベアリング稼働温度を下げます。  

潤滑

Fuchs RENOLIT LX-TAC 2
リチウム複合基グリースはすばらしいEPとAW、耐水、耐酸化を合わせ持つグリースです。そして優れた剪断安定性を持ってます。-20°C〜+160℃の幅広い温度範囲で使用出来、短時間であれば+200℃まで耐えることが可能です。  

簡単な取り付け
簡単な取り外し

CX

CROSSLOC™ CX 軸受はSNとSAFの一体型ユニットに組み込まれます。

CXC

CROSSLOC™ CXC ベアリングはCSユニットと同じハウジングに組み込まれます。

CS

CS ベアリングは同心カラーと回り止めナイロンパッチを施した止めネジを90°の方向から締め付けて、より強い保持力を発揮します。  

固定から可動へ

もし使用条件が熱によるシャフトの伸びがある場合、各シャフトには固定ユニットを1個だけ使って下さい。

ユニットの裏側のスナップリングを外側の溝に移動させるだけで簡単に固定タイプから可動タイプに、またその逆にも変更出来ます。

現場でスキャン

コネクティッド

どこからでも繋がります。 QRコードをスマホでスキャンして下さい。現場で必要な寸法、取り付け寸法やメンテナンスガイドを参照することが可能です。

例えば、CX2SN15-065製品のQRコードをスキャンすれば以下のページがスキャンしたスマホに出てきます。
https://www.crossocean.com/catalogj/cx2sn15-065/

各QRコードには製品保証を使えるように、それぞれのシリアルナンバーが含まれています。

ハウジングのQRコードのラベルは剥がれにくく、600℃の温度に耐えることが出来ます。

追加の保護と安全

型成形のVリングゴムシールはシャフトに伸ばして押し込んで固定され、シャフトと一緒に回転します。シールリップはシャフトではなくカバーに接触します。そのためシャフトはシールリップによる摩耗はありません。

オープンカバーのシールリップが接触する場所はテーパー形状になっていて、ベアリングが調心してもいつも同圧で接触を維持します。

高速の使用条件でベアリングが非接触シールでオープンカバーを使う場合、シールとオープンカバーの間に隙間を設けてシールリップが接触しない様にします。Vリングシールはスリンガの様に追加の壁となります。
高温の使用条件でベアリングが非接触シールでオープンカバーを使う場合、Vリングシールなしで使用します。
オープンカバーにはプラグ付きのドレン穴があって、非接触シールの使用条件ではドレンプラグを外して侵入する水を排出できる様にします。