CX2SN15-065 (E) L

取付け:

1. すべてのキャップボルトが緩まっているのを確認します。

2. キャップボルトを上図番号順に対角に締め付けます。すべてのキャップボルトがしっかり締まるまで繰り返します。

3.トルクレンチを使用する場合には、まず初めは上のトルク表数値の50%で締め付けて、その後100%の数値で締め付けて下さい。両方共、対角に繰り返し行って下さい。

注記: アダプタスリーブを引き込んでロックする為、逆ネジのキャップボルトを使用し時計回りに回して引き込むと言う構造になっています。キャップボルトを締め付けるとこの2つのナットの隙間が広くなってアダプタスリーブが外側に移動します。この時、外側のナットは内側のナットに並行に移動しないとキャップボルトが歪んで傷つく可能性があります。そのためにキャップボルトを対角に締め付けてそれを繰り返す必要があります。場合によってはすべてのキャップボルトを完全に締めるまで3−4回繰り返すことがあるかも知れませんが、これは車のホイール交換と同じ一般的な手順です。

取外し:

1. すべてのキャップボルトを緩めます。

2. キャップボルトを反時計回りに止まるまで回します。番号順に対角に外れるまで繰り返します。

注記: CROSSLOC™のロックを解除する場合は、キャップボルトを緩めてから反時計回りに回す必要があります。逆ネジなので同じ左回転ですが、反時計回りに回して締め込んで下さい。まず、すべてのキャップボルトを緩めて下さい。それから外側のナットを押すことでアダプタスリーブを内輪から外します。キャップボルトを反時計回りに対角に回していきロックが外れるまで繰り返します。 ロックする時と同様に外側のナットは平行に移動しないとなりません。

推奨シャフト交差 : -0.004 in. / -0.102 mm

使用シャフトが上記より小さい場合、以下を試して下さい。

1. CROSSLOC™ ツーナットロッキングシステムを緩めてユニットから取り外します。(ナット間のすきまは変更しないで下さい。)

2. ベアリングの裏側からドライバーとハンマーを使ってアダプタスリーブを押し出します。

3. 使用シャフトがベアリングに簡単に入るか確認します。

4. CROSSLOC™ ツーナットロッキングシステムをベアリングに戻します。ツーナットシステムが回らない場合にはドライバーとハンマーを使って叩いて回して締め込みます。

固定から可動へ

もし使用条件が熱によるシャフトの伸びがある場合、各シャフトには固定ユニットを1個だけ使って下さい。 ユニットの裏側のスナップリングを外側の溝に移動させるだけで簡単に固定タイプから可動タイプに、またその逆にも変更出来ます。

限界速度 (rpm)

Recommended Number of Months Between Relubrication

(Based on Operating Speed (rpm) and Continuous Operations)